密度計算機

密度・質量・体積の3つの値のうち2つを入力すると残り1つを自動計算します。主要物質の密度データも内蔵しています。

主な物質の密度一覧

物質密度(kg/m³)密度(g/cm³)
水(4℃)1,0001.000
海水1,0251.025
エタノール7890.789
水銀13,54613.546
アルミニウム2,7002.700
7,8747.874
8,9608.960
19,32019.320
10,49010.490
チタン4,5074.507
コンクリート2,4002.400
木材(杉)3800.380
空気(20℃)1.2040.001

密度の計算と身近な例

密度(density)とは、物質の単位体積あたりの質量を表す物理量で、ギリシャ文字のρ(ロー)で表されます。計算式は「ρ = m / V」(密度 = 質量 ÷ 体積)で、SI単位系ではkg/m³が標準ですが、日常的にはg/cm³やg/mLもよく使われます。水の密度は4℃で最大の約1.000 g/cm³であり、これが密度の基準値として広く利用されています。物質の密度がわかれば、質量と体積を相互に変換できるため、工業や科学の現場で欠かせない指標です。

身近な物質の密度を比較してみましょう。空気は約0.0012 g/cm³、水は約1.0 g/cm³、鉄は約7.87 g/cm³、金は約19.3 g/cm³です。木材はスギが約0.38 g/cm³、オークが約0.60〜0.90 g/cm³と種類によって異なります。水に浮くかどうかは密度が水より大きいか小さいかで決まり、木材や氷(約0.917 g/cm³)は水に浮きますが、鉄やガラスは沈みます。船が鉄でできているのに浮くのは、船全体(鉄+内部の空気)の平均密度が水より小さいためです。

密度の測定方法にはいくつかの手法があります。固体の密度を求める場合、質量は電子天秤で精密に測定し、体積は水を入れたメスシリンダーに沈めて水位の変化から求める「水没法(アルキメデス法)」が古典的な方法です。液体の密度は比重瓶(ピクノメーター)や浮ひょう(ハイドロメーター)を使って測定します。気体の密度は温度と圧力に大きく依存するため、理想気体の状態方程式(PV = nRT)を用いて計算することが一般的です。

工業分野では密度の知識がさまざまな場面で活用されます。材料の選定では強度と軽さのバランスが重要で、アルミニウム(約2.7 g/cm³)は鉄の約1/3の密度で軽量化に貢献します。食品業界では糖度やアルコール濃度の推定に液体の密度を利用します。本ツールでは密度・質量・体積の相互計算に加えて、主要な物質の密度データを内蔵しているので、ワンクリックで代表的な密度値を参照しながら計算を進められます。