所得税計算機
年収を入力するだけで所得税額を概算します。累進課税の税率表に基づいた計算です。
※ 基礎控除(48万円)と給与所得控除のみ適用。社会保険料控除・扶養控除等は含みません。
日本の所得税のしくみ
日本の所得税は「累進課税制度」を採用しており、所得が高くなるほど税率が段階的に上がる仕組みです。2024年現在、課税所得に対して5%から45%までの7段階の税率が設定されています。ここで注意すべき点は、所得全体に最高税率がかかるのではなく、各段階の金額にそれぞれの税率が適用される「超過累進税率」方式であることです。例えば課税所得が500万円の場合、195万円までに5%、195万円超330万円までに10%、330万円超500万円までに20%がそれぞれ適用されます。
所得税の計算では、年収(額面)からいくつかの控除を差し引いて「課税所得」を求めるステップが重要です。まず給与所得者の場合、給与所得控除が自動的に適用されます。これは経費に相当するもので、年収に応じて55万円〜195万円が控除されます。さらに基礎控除(48万円)、社会保険料控除、配偶者控除、扶養控除、生命保険料控除などの所得控除を差し引いた金額が課税所得となります。
実際に納税する額は、算出された所得税額から税額控除(住宅ローン控除など)を差し引いた金額に、さらに復興特別所得税(所得税額の2.1%)を加えたものとなります。会社員の場合は毎月の給与から源泉徴収され、年末調整で精算されるため、自分で確定申告する必要がないケースがほとんどです。ただし、年収2,000万円超の方、副業所得が20万円超の方、医療費控除やふるさと納税の控除を受けたい方は確定申告が必要です。
所得税に加えて住民税(一律約10%)も課されるため、実質的な税負担は所得税と住民税の合計で考える必要があります。本ツールでは年収を入力すると給与所得控除と基礎控除を自動で適用し、累進税率表に基づいた所得税の概算額を算出します。あくまで概算値ですので、正確な税額は税務署や税理士にご確認ください。節税対策やライフプランの参考としてお使いいただければ幸いです。